草原に行ってきました。

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SN3O0017.JPG見てください。この絵のような写真。

今、7日間の予定でモンゴルに来ています。まぁ、相変わらず仕事でして、ほぼ訪問先の会社との往復なのですが、今日は日曜日ということもあって会社も休み。そこで、訪問先の会社の社長さんがおじさんが暮らしているゲル(遊牧生活で使うテントのような住居)に招待してくれました。

ウランバートルを出発して1時間ほど車で走り、草原地帯までやってきました。メインの道路は舗装され、郊外のほうは結構しっかりした舗装がされていて、走行もスムーズ。しかし、途中から道路を降り、道なのか、草原の中にでき単なるわだちなのかわからない道?をしばらく進むとおじさんのお宅にたどり着きました。写真は、そこから撮影したもの。

北海道出身の私にとって大自然というのは、まぁ、ある程度は慣れているというか、知っているのですが、雰囲気は全然違いますし、自然度合いが桁違いです。

さすがモンゴルです。

SN3O0021.JPG SN3O0015.JPG写真は、訪問したゲルが立ち並ぶ一角。4つのゲルがあって、お客様持て成し用など、用途によって分かれていました。

聞くところによると、分かれていないケースもあるらしいです。ただ、訪問してわかったのは、比較的お客様がいらっしゃること。

私が訪問中も何組かいらっしゃいましたし。私も連れられて、近くのゲルをお邪魔してきました。

どこに行っても、まずモンゴルティとお菓子をはじめ馬乳酒なども振舞ってくれます。とても、フレンドリーなかたがたです。

馬乳酒もここで初めて飲ませてもらいました。なんといいますか・・・、初めての味。酸味が利いていて、少々発泡性があって、さらに馬の乳からできているので、まろやかです。

ただ、連れて行ってくれた社長さんいわく、最初飲むと下痢するそうで、明日がヤバそうです。

ゲルの中身は次の写真です。これは、お客様もてなしようのゲルで、彩りも鮮やか。この中で、食事や会話を楽しみました。(といってもモンゴル語はわからない・・・ちょっとくやしい感じですね。)

その後少し外に出て散歩等を楽しんでいたところ、近くから「めぇ~?」と羊の声が・・・・。なにやら子羊が出現。そういえば、遠くのほうで放牧しているのはなんとなく確認できていましたが、そこからつれてこられたようです。

で、一瞬目を離すと、なんと、すでに〆られていました。子羊の解体ショーの始まりです。綺麗に皮をはいでいくもんです。あっという間に丸裸・・・。次に、内臓の登場です。ごそっと取り出して、胃や腸の内容物は、そこらへんに廃棄。新鮮な内臓は高級品のようです。ちょうど、ほかのゲルを訪問したときも、近くのゲルで捌いたらしく、血のソーセージや胃、肺などでもてなしてくれました。でね、血のソーセージ、一瞬ためらったんですが、意外といけます。鮮度なんですかねぇ。

SN3O0028.JPG落ち着いたところで、今度は乗馬体験です。人生初の乗馬です。社長さんがインストラクターになって私の馬を引っ張りながら二人で近くの山の上までお散歩です。

草原を馬でパカパカ、ゆっくりと近くの丘を登っていきます。最初は戸惑っていたものの段々慣れ、手放しでも少しならついていける感じです。

ただ、ちょっと小走りになると、下からの突き上げが結構激しく、お尻が痛くてたまりません。中腰になって乗るんですが、これがまた膝やももに負担がかかって、山にたどり着いたころには、膝ががくがくです。

話によれば、もうちょっとスピード出せばもうちょっと楽なんだそうですが、それはそれで危険なので、今回はパス(^^;

SN3O0040.JPG

ようやく山頂にたどり着き、一服です。頂から草原を眺めるのはまた格別ですね。ただ、ちょっとここを降りるのは、膝が笑っている私には少々不安。

案の定、降りる最中、鞍が前にずれ、勢いあまって、そのまま落馬!・・・と思いきや、右足が鞍に引っかかり、宙吊り・・・。インストラクターの社長さんも少々あわてたらしく、自分が乗ってきた馬のたずなを話して私の救助に・・・。

なんとか、足もはずれ下りられたんですが、社長さんが乗ってきた馬が、ゲルに帰っていってしまいました。

仕方がないので、二人でトボトボと無限とも思える草原を歩いて帰途に着くわけですが、途中で、馬だけが帰ってきたのをしんぱいしたおじさんが迎えに来てくれました。一安心です。

どうやら、足が引っかかってしまうと馬は暴れてしまうらしく、暴れなかったのが珍しいそうです。ただ、私が宙吊りになったのは岩場だったんで、まともに落馬していれば、それはそれで危なかったようです。なにやら、不幸中の幸いで、ケッカオーライみたいな感じです。

まぁ、遊牧民の人にしてみれば、落馬せずして上達なし。のようですので、私は1ポイントゲットです。

何とかゲルも戻り、休憩してお食事。なんでしょう、モンゴルうどんとでもいいますか、そんな感じのものです。具には、昼捌いた羊の肉もきちんとはいってました。これはこれで絶品。

少々帰りが遅く、ようやくホテルにたどり着き、Blog書いていますが、どうもお尻が痛いなぁ・・・とおもったら、どうも乗馬でお尻少々皮剥けてるようです・・・。遊牧民の生活は厳しい。

 

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このページは、Kuniaki Kondoが2010年8月15日 23:33に書いたブログ記事です。

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