一昨日になりますが、海底ケーブル敷設船を見学に行ってきました。
今回、大人の社会科見学に訪れたのは、横浜に帰港中の「KDDIオーシャンリンク」というケーブル敷設船です。
この船は、海底ケーブルの切断や故障などがあった際に緊急駆け付けをする船として常に待機しているそうで、ちょうど何事もなく横浜に帰港しているところを見学できました。
海底ケーブルといえば、いまやインターネットを海外と接続するためには不可欠なケーブルですが、みなさんもご存じのように結構トラブルが多く、横浜ゾーンといわれる台湾以北から太平洋の日本近郊までをカバーする修理船がこのオーシャンリンクなのだそうです。
当日はあいにくの雨でしたが、ケーブオタク達19名が横浜に 集合です。集合場所を間違える輩がいながらもまずは無事時間通り集合です。
非常に残念ですが、カメラ小僧と化した私は写真を撮りまくったわけですが、さすがに船内は概ね公開禁止ということですので、「ITProの記事」や「オーシャンリンクのWeb」で想像したもらえればと思います。
見学は、船の底側から始まりましたが、残念ながら実際にケーブルを積み込む「ケーブルタンク」は見学することができず、その上の階から覗きました。実際のケーブル修理をどのように行うかなど細かく解説頂いて、船内をくまなく見せていただき、船員さんの居住スペースまで見学できました。正直、どこぞのビジネスホテルよりも快適そうです。:-)
お話しによると、ケーブルの障害の多くは漁具、つまり漁に関係する機材で傷つけられることが多い楽しく、自然障害(地震やケーブルが岩場に削れて損傷するなど人為的でないもの)を含めると年間で13回ほどの出動があるそうです。考えてみれば、毎月どこかに行っていることになります。まさに、船上生活ですね。
なんでも、年末などは漁が盛んになることもあって、かなりの確率で障害が起きるらしく「船上のメリークリスマス」なんだそうです・・。粋なダジャレです。
最後は、退役したケーブル引き上げ具の前で記念撮影して終了と相成りました・・・。
ちなみに、移りこんでいる人物は私ではありません。
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