小規模オフィス向けIP-PBX

box1c.jpgどうも最近バタバタする日が続いています。これではいけません。心に余裕、財布に余裕、仕事に余裕、余裕三拍子がなくては・・・・。

 

そんなことは実はあまり関係ありませんが、先日お世話にあなっている会社が新しいオフィスを開設するということで、そのオフィスのネットワーク設備の設置を行いました。内線もすべて新しく設置ということでしたので、かねてより当社で利用していたIP-BPXを使った、IP電話による内線網を構築しました。

まほろば工房としては、そもそも本社川崎、社員広島在住という、まぁ普通ではあまり考えられない業態をとっておりまして、その基盤はというとIP-PBXに支えられているわけです。

さらにいうと、当社SPEEDソリューションも行ってしまえば、IP-PBXをうまく活用したソリューションなわけでして、実は結構IP-PBXとは慣れ親しんでいるわけです。

IP-PBXを自分たちのオフィス以外に設置するということは、実は結構いろいろな検証をしないといけないわけでして、社員と二人設置に向けていろんな遊び・・・・もとい、検証をしました。結果いろんなことがわかりました。

  • そもそもSIP対応の一般売りの電話機が少ない
  • 市販のちゃんとした電話機は以外と高い
  • SIP電話機の着信音がイケてない
  • PSTNと相互接続する方法が以外と少ない

まぁ、これらの問題を克服しないといけないわけです、中でも最初の電話機の選択肢が少ないのはなかなか困りました。

で結果、重要なことが判明。

やっぱりIP-PBXはすごく便利。

今回は、IP-PBX装置は、Asteriskをベースとしたまほろば工房謹製の小規模向けの装置をあつらえたわけです(写真相当の装置)が、これで10~20台くらいの電話機ならこれで十分対応できるわけですね。しかも他のIP-PBXソリューションと比べても格安。それで十分すぎるくらいの機能が手に入る。

  • 内線交換(あたりまえ)
  • 着信番号による着信拒否(Black List)
  • 電話会議システム
  • ボイスメール
  • Webベースでの短縮ダイアル設定

加えて、オフィス間を結ぶのもすごく簡単にできて、今回は当社とも内線をつないでしまいました。

世にある多くのIPセントレックスといわれるIP-PBXの構築は結構大きな規模まで考えていろいろ対応しているので、やはり結構な額になってしまうわけですが、今回の経験を踏まえれば、小規模オフィスなんかを対象とした内線交換システムが比較的お安く構築できて、かなり便利な機能まで手に入る。しかも、運用する私たちもかなり恩恵を受けていて、IP-PBXサーバーは当然ですが、電話機もWebベースで設定可能なので、電話機の設定変更依頼を受けても現地に行かずにリモートからできてしまう(当然運用コストも抑えられる。)わけでいいことづくめ。
一部で、IP-PBXにしたらいろいろ高くつく結果となったという声も聞こえますが、ちゃんと規模に応じた設計すれば、ちゃんと安くなるぢゃん。と改めて感心したわけです。

商品化しちゃおうかな・・・。

■まほろば工房トップ

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このページは、Kuniaki Kondoが2008年10月16日 16:43に書いたブログ記事です。

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